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最近、出会う人達に 元気がありません。 仕入先の営業マンや経営者は口を揃えて景気の先行きに対する不安を訴えます。仕事以外で出会う人たちは健康の不安を口にします。倒産したり、40代や50代で亡くなる方を日々目の当りにすると他人事ではないと言う心理がはたらくようです。 自分の中に同じものがあるからその様な人達に出会うのだと言う見方もありますが、三次元の付き合いを普通にしていると、今の風潮に右往左往している人達との出会いが多くなります。ある程度精神世界の学びをやっていると、少しは人にアドバイスできるものが身についているかなと考えました。 と偉そうな事を言っても自分は何を伝える事ができるのだろうか?と考えたら、「宇宙の真理等と言うものは誰にも分からない」と言う事が分かっただけです。だから会話の中で「絶対」という言葉は使わなくなりました。強いて絶対と言えるのは、生まれたら死ぬと言う事ぐらいですから。歴史も報道も、いわんや学者やチャネラーの伝えるものは最終的には個人の主観に基づいているものですから、それらを参考にする等して一人一人が自分なりに何かを見つけるしかないですものね。 最初の命題に戻れば、不安を持っている人には自分が楽になった方便を上手に伝えると言うことです。最近気付いた事があります。LSDやボディワーク等の手段で脳の研究をしているレポートの中で、出生時に受けるトラウマについて言及されています。子宮という暖かく優しい環境から、いきなり過酷な外界に放り出される体験はその後の人生に大きな影響を与える事が明らかになっています。 それは様々な社会現象に反映され戦争その他の極端な出来事にも色濃く反映されると言う事です。生まれると言う事がその様なものであれば、死は全く逆の現象かもしれないと気が付きました。 死と臨死体験は別物であると言う事も分かってきましたが、本当に死ぬと言う事は子宮に回帰するような出来事なのかもしれません。 (これについては、或る作家の思い込みだったようですが) 輪廻転生と言われるものは、その様なエネルギーにたまたま共振した時に起こるのかもしれません。 「私はキリストだ」とか釈迦の生まれ変わりだと言って教祖になってしまう人もいますが、あくまでコピーに過ぎない事に気が付かないとつまらない人生を送ってしまうかもしれません。つまる、つまらないは主観的なものですから、はたからとやかく言うこともないでしょうけどね・・・スタニスラフ・グロフ「脳を越えて」春秋社がヒントになりました。 (以上ホームページ管理者の私見です) |