アフタールンルの話題(投稿)
◎試験 資格試験の対策講座で講師をされている会員さんから、講義の内容をどうすればよいかについて先生に質問があった。テキストのページ数を講義の回数で割って、テキストを一日に一ページずつ思い出せるようにするとよい。覚えたら忘れてしまうので、見たものを思い出す練習を行う。テキストの何ページにどんな図や資料があるかも眺めて知っておく。 資格試験だけでなくて大学入試でも、問題の作りかたや解答のコツがあって、そういうテクニックの本も出版されている。ただし、英語だけはちゃんとした塾でしっかりやらないといけない。英語のポイントは五文型をどう理解するか。 もっとも、白洲次郎氏は、アメリカ人に英語をほめられたとき、君もがんばればボクのように英語が話せるよと、いい返したぐらいに見事な英語を使っていた(米語ではなく、イギリス英語)。 ◎側頭葉で観る 大会になるとスポーツ選手に食品メーカーがスポーツドリンクをあげたりいろいろしてくれることから、疲労後30分以内に栄養を摂取すると回復が早いと、いう話を会員のかたが先生と話していた。 ◎インターネットよりも 本のよいところ インターネットよりも本のほうが情報が多い。本はいいよ、ますます好きになったよと、いうお話。 ◎般若心経の 優れている点 般若心経の優れている点は、仏教の重要な言葉がほとんど網羅されていることで、用語集としての価値が高いところにある。 ◎般若心経の 解釈は無意味 用語集般若心経には、観自在菩薩が出てきていかに偉大だったかを語るために、釈迦の仏弟子の一人舎利弗(しゃりほつ)に「シャーリプトラよ」と、菩薩が教えを説くところがあるが、舎利弗は阿羅漢(あらかん)である。 あるとき舎利弗が布施行をしているとき誰かがやってきて、舎利弗に「お前が布施行をしているというのなら、私がほしいものを何でもくれるか?」と、尋ねた。舎利弗が「何でも差し上げます」と答えると、その者が、「それなら、お前の目玉をくれ」といった。そこで舎利弗が自分の目をくりぬいて差し出すと、その者は「こんな臭いものを貰ってもしょうがない」と舎利弗の目玉を地面に叩きつけ、踏みにじった。 如来(仏)は、さらに修行の成果である悟りを、他のものにも広めようとするものである。菩薩と阿羅漢では、天と地ほどの差があって阿羅漢のほうが上なのに、菩薩がシャーリプトラよと、舎利弗に教えを説くのは、なにか後から取ってつけたような、うそ・間違いがあるというお話。 ○オーム 学者の中には井筒俊彦のような、中途半端な宗教家が足元にも及ばないような、すごい人がいる。以前、植原先生がるん・るの会員さんに本を使って速読するときは、『意識と本質』と『摩訶止観(まかしかん)』を読むように、強く勧められていたが、実際に2冊とも精読したのは会員のKさんだけだったというお話し。 ○禅、釈迦の悟り ◎テレビよりもラジオのよいところ 人が話した言葉は永遠に鳴り響いていて、うるさくてしょうがない。ゴウタマ=シッダールタ(釈迦)も閉口して、無駄な話しをするなと、弟子に説いたくらいだと、先生がいわれた。するとある会員さんが、いったことはすぐに消え去ると思いますが、それでも先生は鳴り響いているとおっしゃるのですかと、質問した。 何万年前の星の光がいまだに途絶えていないのに、なんで今言った事がすぐに消えるというのですかと、先生が答えられた。もっとも、太陽や地球から出ている雑音もあって、それらは人が話している音とは比較にならないほど大きいそうだ。(NASAが宇宙空間で収録したスペースサウンドのCDが過去に有りました) 最近、HPの異次元世界のコーナーで紹介いただいた「分限者のセオリー」にも、ある政商の成功の秘訣に「無駄口をたたかない」とあるので、これも宇宙の法則といってよさそうだ。 ※本稿は、「るん・る」一会員のノートですので、先生が話されたニュアンスとは若干の違いがあります。 |