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蟲師(むしし) 漆原友紀が描いたコミック『蟲師』(むしし)、大友克洋が監督した実写映画にもなりましたが、あれに出てくる蟲をウィルスと考えたら辻褄が合います。映画の出来栄えを酷評する人が多いのですが、大好きな蒼井優が出ているのと映像表現が実に美しいので当方は高く評価している作品です。蟲師は架空の職業ですが、大昔から伝わっている風習の中に蟲封じを目的としたものが世界中にいっぱいあると言う事で出エジプト記もその顕著な例です。電子顕微鏡でやっと見ることが可能になりましたが、人類は大昔から鳥インフルエンザウィルスと戦ってきたと言うことです。つまりスペイン風邪に始まった訳では無いのです。聖書の出エジプト記の「滅ぼす者」は正に鳥インフルエンザウィルスの事です。 出エジプト記とは インカ遺跡では、ケンコー遺跡の上には、ジグザグに掘られた跡がある。いけにえの血を流したという話である。トロイ遺跡では、その下に3つも井戸があるが、ガイドの説明によると、このうちの大きな井戸は儀式に使うきれいな水をくみ出すため使われ、後の2つの井戸は、大地の神様に生贄の羊の血をささげるために流し込んでいたものだと言う。 ネパールでは、みんな山羊の体から噴き出る鮮血で赤く染まる。「ダサインにおいて最も重要なのが、新鮮な血なのだ」と村の長老は言う。流れる血はヒンドゥーの神様へ捧げられる供物なのである。・・・ヒンドゥーではカーリー神に鶏、山羊、水牛の血が捧げられます。 朝鮮では、朝鮮半島の田舎では諸病を防ぐために「蘇民将来之子孫海州后人」の文字を、縦三寸横一寸の赤紙に書いて門戸に貼っている。また冬至の日に小豆を煮てアンコ(血の代用)にして、部屋の鴨居に塗りつけ、正月15日に部落の入り口にしめ縄を張る祭祀がある。 日本では 京都の祇園や伊勢地方を中心として伝わっている風習があります。家の玄関に「蘇民将来之子孫也」と書いた護符を飾っておくというものです。疫病が流行したときなどに、この護符をつけることによって禍から免れたということです。また、代わりに茅輪(ちのわ)を腰につけたりもします。これが後に、6月30日や大晦日に神社で行われる茅の輪くぐりになりました。茅の輪が使われるようになったのは、「血の輪をくぐる」代替行為ではないかと思ったりします。 古代イスラエルの過越しの祭りで、血を塗った玄関をくぐることは「血の輪をくぐる」といえるでしょう。ケガレを嫌って血を塗ることに抵抗があった日本人たちは、血の代わりに茅(ち)を使うようになったのではないか、と。そして神社では、血を塗る代わりに朱の鳥居を作るようになったのではないか。・・・・ このサイトはかなり良い線まで行っていますが、鳥インフルエンザまでは気付いておられません。更にこの記述が補足になります 現在でも八坂神社などでは赤い地の紙に金色の文字で「蘇民将来子孫之門」という札を配布しているが、その由来はこの故事を基にしている。何故赤い紙に金色の文字かというと陰陽道で「疫病神が嫌う色」とされているからである。・・・・秦氏はエジプトを脱出したイスラエルの民が朝鮮半島で定住した後に20万人規模で日本に渡来したと言う説がにわかに信憑性を持ち始めました。そこから藤原氏・天皇家にも繋がりますね。 ※民族大移動に関するやけに詳しいサイトが有ります。 先人の知恵を抹殺する正義 |