プロとアマチュアの違い

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シートが被せられた縄文遺跡
広大な縄文時代の住居跡
 この頃プロとアマチュアの違いにこだわりを感じています。今の段階でたどり着いた結論の一つに、時間の使い方の上手い下手があります。

 卑近な例ですが、今公開中の映画「黄泉がえり」と、その前にDVDを取り寄せて観た「路地へ〜中上健次の残したフィルム」にその落差を感じました。

 草薙剛、竹内結子主演、塩田明彦監督「黄泉がえり」は紛れも無いプロの作品と言えます。非現実的なテーマを取り上げているにも係わらず、しっかりとしたリアリティを失う事無く観る者を引き込んでいきます。エンディングの字幕が終わるまで観客を立ち上がらせることの無い最近稀に見る秀作です。

 ※感心したのは、夭折する人間の傾向を実に適格に掴んでいる事です!!
(周りで若くして逝った人間が何人かいますがぴったり当てはまります)

 コンピューターグラフィックスを屈指したハリウッドの作品が次々に公開されますが「マトリックス」を超えるものがなかなか出てこない状況の中で、邦画に良い作品が出てきたことは嬉しい事です。

 それにひきかえ青山真治監督「路地へ〜中上健次の残したフィルム」は面白くなかった!!
  中上健次自身が路地を撮影した16mmフィルムは記録として存在価値を認められますが、その前後に挿入された無意味な時間の流れと表現者の思い入れがプンプン臭う画面造りには辟易しました。 4500円損した!!
 絵空事にリアリティを感じさせるのがプロで、逆はアマチュアだと感じました。

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