アフター・ルンルの話題F
思い出さない方がよい事
とは何なのでしょうか?

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 ある会員の方が植原先生に質問された時のお話しです。
 ◇資格試験の出る範囲など覚えるべきことは、どのように覚えたらよいのですか?
 …先生の答えは、「覚える訓練ではなくて思い出す訓練をしましょう」でした。

 一般に脳は、一度でも見たり聞いたり感覚で受容したことはすべて覚えているといわれていますが、以前にも、人間は覚えようと努力して覚えたことでも試験の最中や実際に知識が必要な状況で思い出せないことがあるから、インプットよりもアウトプットの方が重要ですと、いうお話しがありました。

 人間は側頭葉でも見たり記憶したりしているので、授業や講義中に頭を前にして寝ていてもちゃんと記憶しているのだそうです。さらに、テキストのキーワードだけではなく並行処理で覚えたことは並行処理で思い出せるように、テキストのキーワードや文章、写真などの資料、目次、索引、ページ数、読んだときの状況、講師の板書、板書の文字の色や配置、板書を書いたときの講師の動き…など、できるだけ多くの情報を詳細に思い出せるように訓練しておいたほうが必要なことを速く思い出せるようになれると、いうお話しでした。

 しかし、「感情が絡んだことは、思い出さないほうがいいです」、とりわけ、人間は嫌なことほど思い出しやすく、嫌なことを思い出してイライラ考えこむ…といった思考のループにおちいると身動きが取れなくなりますと、先生はおっしゃいました。
 ◇そのため先生は嫌なことを思い出しそうになると、いやいや…このことは思い出さないようにしよう…と、気持ちを切り替えるのだそうです。

 感情が絡むことといえば、時として嬉しいことや楽しいことも人間にとっては大きなストレスになるそうです。宝くじで高額の賞金が当たったり競馬場で予想が的中して、倒れる人がいるのは、そのためだそうです。人間の思考は過去よりも現在か未来かに向かっているほうが上手く進むようです。

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