名人について

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2014年2月11日 京都ルンル

かつて、植原先生がまだ中学生だった時、喧嘩になって掴みかかって来た相手を、ポーンと「空気投げ」で投げたことがあるそうです。

でも、その時は夢中だったので、後からどうやって投げたのかを考えても再現出来ません。それから先生は、友達や知り合いに頼んで練習相手になってもらい、投げる練習をずっと続けました。

それで、とうとう空気投げが出来るようになった!という時には、3年の歳月が流れていました。

…ここまでは、「夢中になった時には出来ても意識するとできなかったことが、練習によって意識して出来るようになった」というお話です。

しかし今度は、意識して出来るようになったことが、意識しないでも100発100中で出来るように訓練することが必要です。それが、名人だからです。

1,最初は、無意識に出来たり、本能で出来たりするけれど、意識すると出来なくなってしまう段階です。

2,次は、意識して出来るようになった段階です。

3,さらに上に、意識して出来るようになったことが、意識しないでも出来る段階があります。…それが、名人です。

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