竜神温泉の
曼荼羅美術館

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龍の頭
龍の尻尾
曼荼羅美術館
展示室の妻
竜神温泉の近くに
曼荼羅美術館はあります・・・・

 温泉は泉質が良く、泊まった老舗旅館は若いご主人が料理その他に細かい気配りをしてくれてとても好感が持てました。下を流れる日高川の水は澄み切っていて、網で魚をすくっている小学生、気持ち良さそうに浮いてる女子高生、浅瀬で赤ちゃんを遊ばせているヤンママ・ヤンパパ等々、様々な人が水に浸かっています。
 「水着を持ってきたら良かったね」と妻が言いました。
 さて曼荼羅美術館ですが、田舎の美術館とたかをくくっていました。駐車場に車を止めた時から、何か雰囲気が違うなと感じました。一歩中に入って「これは本物だ!!」と嬉しくなりました。
  質と量がハンパではありません。サイババさんのところで撮った写真もあります。個人でチベット、ネパール、インド等で集めたらしいのですが大変な時間とお金がかかっているのが分かります。 お勧めです!!
パンフレットからのコピー
 近年、高度に発達した現代文明は、私たちの生活を便利にし大変快適なものにしてくれました。しかし物質に依存した文明は、モノが少しでも欠乏すれば私たちを不安に陥れます。心の時代といわれて久しいですが、私たちはやはり物欲を超えた精神的な充足を得る努力を忘れてはならないと思います。釈迦によってインドに生まれた仏教は、ヒンズー教の信仰が根強い土地にあって数百年もの試練を経、七世紀半ぱになって密教として再生しました。試練の時期が長かっただけにその教えは深化し、見事な体系を確率しました。しかし密教の大事な教えは言葉ではなかなか伝えにくいものであり、それを図解したものが曼陀羅です。数多くの仏たちが描かれ、密教の深い知恵や広大な宇宙が凝縮されているといわれます。それだけに曼茶羅を美術を鑑賞するように単に礼拝するだけで立ち去るならそれまでなのですが、じっくり向かい合って心を開くと、大きな力で応えてくれます。その魅力は宗教に興味を持たない人や他宗教の信者も、そっくり包み込んでしまう懐の深さとでもいいましょうか。どんな悩みをもつ人にも、解決の糸口を示して下さるのです。ぜひ曼茶羅の仏たちに何か語りかけてみてください。仏たちはあの世のことではなく、いまこの世界で生きることのすばらしさを教えてくださるでしよう。ひとときの曼陀羅体験は、あなたの心を驚くほど安らかに豊かなものにしてくれるに違いありません。
 チベットからインドヘ、そして日本へ。様々なご縁が重なりまして集まってきました。曼茶羅と仏たちー。永年、そのたくさんの曼茶羅の安住の地を、と探しもとめてまいりました。何度かの偶然の重なりにより訪れたこの龍神村は、空海が開いた高野山の麓に位置し、村には「曼陀羅の滝」もありました。日高川の向こう岸、樹々の間に静かに立つ建物とのめぐり合わせや多くの方々との出あい。そんな中から龍神村曼茶羅美術館は、誕生いたしました。高野龍神国定公園の大自然の中に位置し、美しい山々、清らかな日高川の流れのもとに、静かに座る曼茶羅の仏たち。
どうぞ会いにいらしてくださいませ。また美術館では、貴重なチベット曼茶羅、仏具等の収蔵品の中から、百数十点を常設展示いたしております〕曼奈羅は、密教の教えを図解したもので、一枚一枚にそれぞれの祈りを込めて仏が描かれています。
龍神村曼茶羅美術館では、宗教観にこだわらず、その人なりの感じ方、とらえ方で自由に御覧いただき、思いを深めていただければ……と思っております。
開館時間AM9:30〜PM5:00
休館日 毎週水曜日
入館料 大人500円
     子供250円
●高野龍神国定公園●
龍神村曼茶羅美術館
和歌山県日高郡龍神村
大字龍神字寺野203番地
TEL・FAX0739-79-0281
.MAPION地図 曼荼羅美術館 を紹介しているHP

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