執着する

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車と電柱
執着と言うことに拘っています。熱心なルンル会員さんは男女とも独身が多いのです。 確かに家庭を持って、子供が生まれて、家長としての責任が生じて、家財が増えて、と言う経過の中で意識していなくても何かに執着している自分を感じています。すっかり力を緩めて生きようとするなら執着の原因になるものを抱え込まないと言うのはある面で正しいのかもしれません。

それでは全てを投げ捨てて一人で生きていけるかと考えたら、それは無理と即座に答えが出ます。幼少年時代を殆ど独りで過したので(鍵っ子のはしり)、若い時から人一倍結婚願望が強く、今の環境を失うことは苦痛以上のものです

木村弓さんが歌う「千と千尋の神隠し」のテーマの中で海の向こうに素晴らしいものを求めるのはやめた・・・今の自分の中に素晴らしいものを見付けたから・・・というくだりがありますが「そうなんだ」と共感しています。
人は願望を叶えられるようになっているのに、手に入れた時点で最初に望んだことを忘れているのかもしれません。だから独身であったり、子供が無くて自由に動ける人達を 羨ましいと思ったり、自分は平凡だと卑下することは無いな〜と気がつきました。

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