カナダのたまゆら

池と木とたまゆら
 最近たまゆらの写真を見る機会が増えてきました。日本だけかと思っていたら、娘がカナダで撮影した写真にも写っていました。トロント郊外にある自宅の近くで普通のフイルムカメラで撮ったものです。

 今まで写っていても意識せずに見過ごしてきたのかとも考えましたが、写真に凝っていた頃に同じような条件でこのような物が写っていた記憶はありません。

 ふと気付いたのですが5年ほど前、5月の満月の日に鞍馬山で深夜にとり行われるウエサク祭で友人全員が肉眼でたまゆらを見たのを思い出しました。世界中から集まった人達が般若心経を唱和して、霊水を貰った後に10人程の仲間がかたまって雑談していました。

 その中の一人(矢中鷹光氏=トンちゃん)が記念撮影のためにストロボをたいたのです。その瞬間にみんなの頭の上で何かがキラキラと反射しました。過半数の仲間が気が付いて「ワア綺麗!!あれ何やろ!?」と言いましたが、見なかった人(画家の野村昌司氏)が残念がるので何度もフラッシュを光らせました。

 するとそのピカピカがどんどん下に降りて来て、しまいにはみんなの周り一面がピカピカで囲まれた時にフイルムが終わりました。

 あれは間違いなくたまゆらだったと今、気付きました。ということはその頃から魂がうきうき喜ぶような場所にたまゆらが現れ始めたのではないでしょうか。

たまゆら写真館ノーフレームメニュー

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