アートイン長浜

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作り手と観光客に垣根がない
アートで町おこし
 滋賀県長浜市は黒壁スクエアを中心にアートを中心とした町興しで全国的に知られています。1989年から取り組んでいて、順調に観光客は増えているようです。最初に行ったのは15年程前で、EM仲間と畑を見学に行った帰りに地ビールレストランに入って、今まで出逢ったことのない芳醇な味にびっくり仰天しました。それから何度か色々なメンバーで地ビールレストランには行きましたが、町並みは2回程見たら飽きてしまいました。

アートインは7〜8年前から
 全く知らなかったのですが、たまたま妻と地ビールレストラ目当てに泊まりがけで行った時に黒壁スクエア全体で展示販売をしていました。プロやアマチュアの芸術家が自分の作品を並べています。ジャンルは千差万別でどれもこれも作者のこだわりを感じさせる楽しい作品ばかりでした。こんなイベントを継続していたとは、今回行くまで知りませんでした。

箱をつくるのは簡単ですが
 黒壁スクエアの成功以来全国で似たような町づくりが一斉に始まりましたが、上手く軌道に乗っているのは多くはありません。それよりも今回感心したのは少々の成功で満足せずに、仕掛けを継続する姿勢です。アートイン長浜の会場では芸術家も観光客もみんなが肩の力を抜いて楽しんでいる様子が伝わってきます。芸術家をきどった様子が見られなくて、どちらが作り手で、観光客かはよく観察しないと分らないと言うのが実に良い雰囲気を醸し出しています。 これは商売の原点かもしれません。それぞれの作家がこれに参加して採算が合うのかどうかは知りませんが、観光客を楽しませるのが主催者の趣旨なら間違いなく成功しています。

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