閉ざされた空間

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仕切られた草むら
 12回忌になる母の命日に怖い夢を見た、母と二人で列車に乗っている、母は自分が生きていると足手まといになるからと、3つの壜に入れた毒薬をこちらに押し付ける、指定した駅に着く毎に順番にそれを飲ませてくれと懇願する、そんなことは出来ないと泣きながら拒んでいるうちに、指定された駅を次々に通り過ぎていく・・・・そこでふと目が醒めたら癌治療中の雄猫「リン」が、オシッコをしたいと寝室から出たがっていた、家の外に出たがるけど、そのまま帰ってこないと悲しいので猫の砂のところに座らせる、上からみるとすっかり瘠せて、肋骨が浮いている 、食欲はあるので治ると確信している、何故あんな夢を見たのかなと考えたらNHKの芸術祭参加ドラマ「42歳の修学旅行」をみたせいだと気がついた、死んで何年も経っているのに、子供として十分な事ができなかったという負い目を感じているのか、たんにドラマの内容に影響されただけなのか分からないそういえば、神棚には毎朝「ありがとう」と手を合わせるのに、仏壇には長いこと手を合わせていないな〜と気がついて、朝になったらすぐにチ〜ンしようと、うとうとしながら考えた。

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