666という
数字の意味

京舞を観に行って
面白いことを聞きました

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歌舞練場で踊る舞子
文化協会とか言うのが企画した、京舞の鑑賞会に行きました
  別に興味があったわけではなく、特に予定も無いので妻に付き 合いました。芸妓さんが7人、三味線2人、唄1人で宮川町から来 られました。最初この人たちをお座敷に呼んで散財する世界とは 縁が無いなと思いました。その内気がついたのは、腰を落として 舞う姿は能と似ていることです。
  氣功の立禅とも似ています。ルンルの懇親会で出た話ですが このスタイルで走る練習をすれば、オリンピックで金メダルが取れ ると言うことです。
  上体を動かさず、腰を落とした状態で昔の籠かきや飛脚は長時 間とんでもないスピードで走っていたようです。  最初は個々の技量の差は判らなかったのですが、後半になって くると見ていてこちらの力が妙に緩む芸妓さんが一人いるのに気が 付きました。実に自然に舞っていて最初は目立ちませんでした。終わってから「あの人上手やったね」と妻も気が付いていました。

さて表題の666ですが・・・・
 一人で舞った年嵩の芸妓さん(先の人とは別)に司会者が質問を しました。「何歳ぐらいから踊りの練習を始められましたか」すると・・・ 「昔から6歳の6月6日に舞い始めると上手になると言い伝えられて いて、私もそうしました」
 パンフレットを読むと京舞のルーツを創ったのは、出雲阿国となって います。出雲大社の巫女であった阿国が何らかの訓練を受けて特殊 な能力を有していた事は広く知られています。映画「梟の城」では軽く 扱われていましたが、卓越した踊り手であったと同時に、優秀な諜報員でもあったようです。
 阿国が666を知ったのは、出雲大社の神官をしていた父から伝えら れたであろうことは容易に想像がつきます。徳川幕府と阿国歌舞伎が全く同時期に始まったと言う事実もよく調べ ていくと、家康と阿国がどこかで繋がってくるかもしれません。

13も666も悪い数字ではない
 映画「オーメン」でダミアンの頭に666の傷がある描写があります。 悪魔の数字として、何処かの講演者がバーコードにも666が入って いると騒いでいます。真に受けてレジのバーコードによる集計を嫌う 人もいます。安室奈美恵が手首にバーコードの刺青を入れていますが、 今回の話を聞くまではネガティブに受け止めていました。
 「13」と同じように、一般の民衆が容易に使わないように悪いイメー ジを様々な手段で世界中に定着させたとしたら・・・・666は何らかの強力なパワーを有しているようです、それを判って いて封じ込めたとしたらつじつまが合ってきます。だからと言って、自分の為に666を利用する気は有りません。
 ※ここでの考察は、一人の芸妓さんの発言で閃いた当て推量です。

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