ルンルの会
ぶち切れた話
1999年4月

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怒りの画像
長年怒りを抑えていたが
  ルン・ルを受け続けて、感情を押えない人になり始めています。このところ二回切れました。海軍に所属していた事を誇りにしている燐家のおじさんは、事ある毎に何やかやと言って来られます。「あんた所の猫がうちの畑にクソをして、臭くてたまらん、今度来たら捕まえて保健所に連れて行く」、「あんた所の桑の木に付いた毛虫がうちの植木に落ちてくる、すぐに枝を払ってくれ」「あんた所に来る運送屋のトラックが、うちの桃の枝に摺れて行く、前を通行止めにしたろか」 、35年前に原野状態の桃畑に住居兼事務所を建てた時、進入路横にあった隣接地に彼の家が20年前に建ちました。以来20年間機嫌の良い時はニコニコ立ち話をするのですが、虫の居所が悪い時はこまごまと言って来られます。

そのきっかけは
 今回は「界目に車庫を建てるのやけど、 あんた所の倉庫の屋根から水しぶきが掛かるので一切こっちに来ないようにしてくれ」と言う話です。年内にと期限を切られましたので、すぐに工務店に来て貰いました。大きめのトユで受けるように職人さんと打ち合せをし工事が始まりました。30分程して職人さんが困った顔で事務所に来られました。「隣のご主人が文句を言ってます」現場に行くと、「車にホコリがかかる、ちゃんと挨拶してからとりかかるもんや」、確かに私が迂濶でしたので心から謝りました。

遂にぶちきれる
 続いておじさんは「屋根の端がうちの土地にはみ出しているから、あんた所の敷地内で収めてくれ」と要求しました。屋根の下の溝までこちらの敷地である事は知っていたのですが、争うのも厭だったので、職人さんにこれ以上無理と言う所まで屋根を切るよう指示しました。 暫くしてまた「何か言ってます」と職人さんが来られます。おじさんは「まだ出ている」と目をつり上げて言いつのり、職人さんは「もうこれ以上切れません」と、ほとほと困り果てています。

死んだ母の悪口を言われて
  そこで初めて、死んだ母が敷地内にまず溝を造ってから建物を建てた事を告げました。「あのがめついおばはんがそんなことするはずがない、この溝はうちのもんや」・・・・ここで私はプッチンと切れてしまいました。「いったいどうしてほしいんじゃ!!」 それからは言葉の速射砲です。「土地は誰の所有物でもない、土地は地球のもんじゃ!!」と言ったのまでは覚えていますが、それ以外はあまり沢山喋ったので覚えていません。

強烈なダメージをあたえてしまった
 どれほどの時間が経過したのか覚えていないのですが、気が付くとおじさんは顔面蒼白になっていて、フラフラと家に入ってしまわれました。話の中で桑の大木から落ちる毛虫の話が出て「そんなに気になるなら切り倒してしまう」と自分が言ったのを覚えていましたので、次の日二階の屋根近くまであるのをチエンソウを使って一人でばらばらに解体してしまいました。さあそれからおじさんの愛想の良い事!出社した社員が、「隣のおじさんが月桂樹の葉をくれはりました」と大きな枝を手に下げています。こんな事は20年来始めてです・・・・

怒りのスイッチが入りやすくなった
 もう一度切れた話はつい最近です。車で家の前の府道から国道に出るには、点滅信号から進入しなければなりません。結構車の出入りが激しい交差点で、右折車が停止していて、こちらの道からも進入車が有る時は、殆どのドライバーは止まってくれます。今回もそのような状況で、ゆっくりと車を進入させました。パアーパアーパアーとけたたましいクラクションを鳴らしながら、女の子を横に乗せたガラの悪そうな男の子が突っ込んできました。

若い兄ちゃんに怒りのバズーカ砲をぶっ放す
 ここで2回目のプッチンです。睨み付けて「コラー」と声と意識のバズーカ砲をぶつけました。驚いた事に、アタフタとバックして通れるようにしてくれました。まだ怒りが収まらないのでジローと睨みながら右折しました。すぐにこれはしつこかった、ありがとうと言った方が良かったなと、思いましたがが済んだ事はしょうがない。

ルンル会員になる前の私だったら
 さて、ルン・ルを受ける前の私だったらこうはいきません。まず燐家とこじれたら、私有地の一部を通るので通行妨害されたらどうしょう、裁判になったら公道として永年使用している方が有利だが、その間色々と嫌がらせを受けるだろうし、等と考えて何とか穏便に解決できるようにしていた事でしょう。車についても、柄の悪い男の子と喧嘩になってナイフで刺されたら、家族も社員も路頭に迷うしと考えて、こちらがスゴスゴ引き下がっていたでしょう。 精神世界の学びを始めて以来、何時もニコニコ穏やかで、感情に波風を立てないのが進化だと信じてきました。そして感情剥き出しで、けたたましく生きている“庶民”を冷やかに見下している厭な自分だった事に突然気が付きました。

何も考えずに適切な行動をとっている
 そうか!自分にネガティブな攻撃を仕掛てくる人も、必要が有ってそうしている。その時にこちらが不安や恐れと言う感情で、瞬間に沸き上がった怒りと言う感情を押え込んでしまったら、彼等が必要とする学びのチャンスを奪ってしまう。「何も考えない」というのは、静かな環境の中で瞑想状態になる事だけを言うのではなく、動的な状況で不安・恐れと 言う感情に左右されず「何も考えず」に行動する事が大切なのではないか。

相手にとって必要な、何かを与えたのか
 おじさんは海軍当時、上官から「貴様・・歯をくい縛れ!」と言われた懐かしい状況に憧れていたのかも知れないし、突っ込んできた若者は父親から雷を落として欲しかったのかも知れません。それで思い出したのですが、T・スポールディング「ヒマラヤ聖者の生活探求」霞ケ関出版で、岩山の中にある聖者達の住いを山賊達が襲撃すると言うくだりが有ります。そこに現れた意識体(神)が、強烈な波動を山賊達にぶつけて彼等の心に底知れない混乱と恐怖の感情を創り出し退散させます。

植原先生は私の行動を肯定されました
 自分のやってしまった事に漠然とした肯定しかできない私は、植原先生に「時には怒りを爆発させることも必要なのでしょうね」と聞きました。「もちろんです!」ときっぱり肯定してくださいました。知合いの多くは、自分の子供や社員にプッツンする事は良くあると言います。ルン・ルを受け始めて以来、私にはそれは全く有りません。懇親会でその話を したら「その頭(スキンヘッド)で言われたら誰でも恐いですよ」と皆に笑われてしまいました・・・・・・ チャンチャン

※この文章を書いてから16年が経ち、すぐに切れる事は無くなりましたが、なめた事を仕掛けられたら、徹底的に報復します。商人ですから売られた喧嘩は喜んで買います。魔性を発揮して確実に勝つ方法で戦います。

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