長年怒りを抑えていたが ルン・ルを受け続けて、感情を押えない人になり始めています。このところ二回切れました。海軍に所属していた事を誇りにしている燐家のおじさんは、事ある毎に何やかやと言って来られます。「あんた所の猫がうちの畑にクソをして、臭くてたまらん、今度来たら捕まえて保健所に連れて行く」、「あんた所の桑の木に付いた毛虫がうちの植木に落ちてくる、すぐに枝を払ってくれ」「あんた所に来る運送屋のトラックが、うちの桃の枝に摺れて行く、前を通行止めにしたろか」 、35年前に原野状態の桃畑に住居兼事務所を建てた時、進入路横にあった隣接地に彼の家が20年前に建ちました。以来20年間機嫌の良い時はニコニコ立ち話をするのですが、虫の居所が悪い時はこまごまと言って来られます。 そのきっかけは 続いておじさんは「屋根の端がうちの土地にはみ出しているから、あんた所の敷地内で収めてくれ」と要求しました。屋根の下の溝までこちらの敷地である事は知っていたのですが、争うのも厭だったので、職人さんにこれ以上無理と言う所まで屋根を切るよう指示しました。 暫くしてまた「何か言ってます」と職人さんが来られます。おじさんは「まだ出ている」と目をつり上げて言いつのり、職人さんは「もうこれ以上切れません」と、ほとほと困り果てています。 死んだ母の悪口を言われて どれほどの時間が経過したのか覚えていないのですが、気が付くとおじさんは顔面蒼白になっていて、フラフラと家に入ってしまわれました。話の中で桑の大木から落ちる毛虫の話が出て「そんなに気になるなら切り倒してしまう」と自分が言ったのを覚えていましたので、次の日二階の屋根近くまであるのをチエンソウを使って一人でばらばらに解体してしまいました。さあそれからおじさんの愛想の良い事!出社した社員が、「隣のおじさんが月桂樹の葉をくれはりました」と大きな枝を手に下げています。こんな事は20年来始めてです・・・・ 怒りのスイッチが入りやすくなった ここで2回目のプッチンです。睨み付けて「コラー」と声と意識のバズーカ砲をぶつけました。驚いた事に、アタフタとバックして通れるようにしてくれました。まだ怒りが収まらないのでジローと睨みながら右折しました。すぐにこれはしつこかった、ありがとうと言った方が良かったなと、思いましたがが済んだ事はしょうがない。 ルンル会員になる前の私だったら そうか!自分にネガティブな攻撃を仕掛てくる人も、必要が有ってそうしている。その時にこちらが不安や恐れと言う感情で、瞬間に沸き上がった怒りと言う感情を押え込んでしまったら、彼等が必要とする学びのチャンスを奪ってしまう。「何も考えない」というのは、静かな環境の中で瞑想状態になる事だけを言うのではなく、動的な状況で不安・恐れと 言う感情に左右されず「何も考えず」に行動する事が大切なのではないか。 相手にとって必要な、何かを与えたのか 自分のやってしまった事に漠然とした肯定しかできない私は、植原先生に「時には怒りを爆発させることも必要なのでしょうね」と聞きました。「もちろんです!」ときっぱり肯定してくださいました。知合いの多くは、自分の子供や社員にプッツンする事は良くあると言います。ルン・ルを受け始めて以来、私にはそれは全く有りません。懇親会でその話を したら「その頭(スキンヘッド)で言われたら誰でも恐いですよ」と皆に笑われてしまいました・・・・・・ チャンチャン ※この文章を書いてから16年が経ち、すぐに切れる事は無くなりましたが、なめた事を仕掛けられたら、徹底的に報復します。商人ですから売られた喧嘩は喜んで買います。魔性を発揮して確実に勝つ方法で戦います。 |