ルンルの会
長女の結婚

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赤い花
 カナダのトロントで貧乏暮らしをしている長女から便りが来ました。妻宛てのバースデーカードです。ワーキングホリデーで1年間過ごして向こうがすっかり気に入りました。日本で稼いだお金を持って滞在期間いっぱい過ごすのを繰り返していましたが、ある時イラン人の恋人と一緒に暮らしていると連絡がありました。彼も国籍がないのでアルバイトしかできないけど何とかやっているとのことでした。娘の選択眼を信頼していますので「無理せずにね」とだけ伝えました。それからの二人は永住権をとる為にありとあらゆる努力を続けました。  

 国外に出たイラン人は国に帰ることができないので、時間はかかりましたが何とか取得することはできました。それからすぐにイランの仲間の祝福の中で結婚式を挙げました。借り物のウエディングドレスを着て幸せいっぱいの写真が送られてきました、優しい新郎モス(モスタファを略して)の顔を見てこちらもほっとしました。

 新婚生活に入ったのですが娘の永住権がなかなか認めてもらえません。
何の手違いかフィリピンの永住権を申請しているように処理をされたり、何度も日本政府の書類を請求されたりしました。2年近く経過して今回のバースデイカードに、「最終確認があったのでもうすぐだよ」とうれしい内容です。一週間も経たずに「取れたよ、これで就職できる!忙しくて連絡できなかったけど、そちらの近況はルンルのホームページを三日おきに見ているから良く知ってるよ」とうれしい報告です。インターネットは世界を繋いでいると実感しました。

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