優しい映画が増えてきました。ビデオで高倉 健、広末涼子「ぽっぽや鉄道員」を二回観ました。妻が借りたのですが、最初はなーんか観る気しないなーと思っていました。始まってしばらくしたら、ビールを飲んだ妻は寝てしまいました。 実に淡々と話は進んで行きます、広末は何時出てくるんだろう等とお菓子を食べながらぼんやりながめていました。 後半になって彼女が出てきてフーン、なんか地味な演出だなと思っているうちに事の真相が突然明らかになります。 もう涙がボロボロ流れて、妻が寝ていてこんな顔を見られなくて良かった! (何とも照れくさくて、ウルウルした事は今も妻に話していません)次の夜に名画だから見るのなら付き合うよと、もう一度最初からちゃんと見直しました。結末を知っているので、伏線になる場面が出てくると涙がこぼれそうになります。そして広末の場面になると昨夜以上に感情の大波が襲ってきて、もうだめじゃーと言う体験をしました。 最年少の寛子ちゃんが今後を語るのを視た時、人はあらゆる可能性を自分で選択してきた事に気が付くでしょう。たとえそれが全て演出であっても、視る人の心に何か残れば良いと思います。この四年間と数々のヒット曲は、人生の応援歌としてファンの心から永く消える事は無いでしょう。過大評価なのかも知れません、しかしいくら高尚な精神論を展開しても、大衆的なものを否定している間は、分離意識は無くならないと自己反省してからミーハーになりました。 |