Y2K問題が
残したもの

2000年1月

ホームページTOPへ

壊れたパソコン
テレビの取材を受けた
 まだ数回の危険日があるとは言え、コンピュータによる社会的な大混乱 は無さそうです。Y2Kを意識した出費は百万円以上ですが、今でも損をし たと言う気持ちにはなりません。おかげで過激に対応している例としてテレビに出ることができました。取材に来られた報道記者の方には、ピエロ になるのに抵抗ありませんので、どのように紹介されても結構ですとお伝え しました。「そんな事はしません」と彼は笑っていました。 実際に放映された ものを見ると全く不満の無い編集になっていました。

恥をかいてなんぼのもの
 今まで散々人に笑われるような事をしてきましたので、恥をかく事に抵抗は ありません。良い人とか、人格者と言われるより、いい加減で無神経で節度 が無い方が縛られる事なく何でも気楽にできます(と望んでいるのかも)・・・・ だからこんな稚拙な文章を臆面もなく送る事が出来るのです!!

修理すれば捨てるものは殆ど無い  
 何年も放置していた自転車や灯油ストーブを修理してみて、見かけは悪くても新品の時と同じ性能を取り戻せることも分かりました。反射式ストーブを 修理した時は、燃焼筒の下に無数に開けられている針の先ほどの穴が大き な役割を果たしている事に気付きました。二十年近く前の製品で灯油を入れた まま二年近く小屋に押し込んでいた物が、小さな穴の掃除だけで臭いもなく静 かに赤熱していく様は実に感動的です。

備蓄したものを消費する
 こんな事もあります、夕食のテーブルについてさあ食べようかと言う段になってカラシ・ワサビ・七味・タバスコ(必需品)が無いとなった時に「備蓄部屋 からとってくる」ですみます。井戸のポンプを発電機で稼働するものに換える時 に、業者の方が 「水中ポンプにしたら音が静かになって水圧が高くなりますよ」 と勧めてくださいました。安全で美味しいと言う井戸水の良さは生まれてこのかた満喫してきましたが、こと水圧に関しては家を建てて以来不満を抱えていました。たとえ発電機を使うチャンスが無くても、お金をかける値打ちが有る と判断しました。

洗面所で洪水が
 テレビではY2K問題の為に井戸を掘ったとテロップが流れましたが、うん! この方がインパクトが有って面白いなと喜びながら、ちゃーんとメリットは計算 していました。畑のスプリンクラーも隅々まで水が届くようになりました。しかし凄いオマケが付きました。取り付けて数日経ったある日、手を洗おうと 洗面所に行って目が点になってしまいました。床がプールになっているのです。洗面台の中でザーザーと水の音がしています、あわててトビラを開けると色々 詰め込んだ間を河が流れていました。今日は洗面台が使えないなと思いなが ら中のバルブを締めましたが水は止まりません。エーと焦りながら更に強く締め ようと力を入れると、根本からズポッと抜けて大変な勢いで水が吹き出しました。 家族全員大パニックのどたばた劇が終了し、原因に思い当たりました。建てた 時の水道工事はそのような水圧がかかることを予測していなかったのです。その日は日曜なので工務店に連絡がつきません。そんな訳で、水の使えない 一日を体験することが出来ました・・・・・などと低次元のプラス発想をしています が最大の収穫は1999年9月11日のY2K会議をきっかけとした本物コーヒーと の出会いです。

メニューへ

Home 開催日 掲示板 E-mail