Y2K対策

1999年12月

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バーチャルリアリティー
Y2Kに備えて買い揃えたもの
  「原発にお正月休みを」と頑張っている人には申し訳ないのですが、2カ月分の備蓄に奔走しました。玄米・餅・乾麺等の主食、乾物・干物・缶詰等の副食、ドッグ&キャットフーズ、発電機、投光器、コールマンのランタン、電池点火の灯油ストーブ、ガソリンタンク、羽毛布団、EM1号等を揃えました。井戸のポンプも100V発電機で稼働する物に変えました。軽油、灯油、プロパンガスも手配済みです。畑には色々な野菜の種をバラ撒きました。買い揃える過程で気付いたのは、常温保存のきく食品が大変少ない事です。  

常温で保存の効く干物が無い
 特に気になったのは、本来保存食と考えていた魚の干物が、全て「要冷蔵」になっていた事です。海草、豆、穀類、根菜類を原料にした物には常温保存可能なものが色々有ります。しかし酒飲みで喰い意地の張った者にとって、植物性の食品だけでは我慢できません。もちろん缶詰は有りますが、毎日食べると鼻につきそうです。そこで欲しくなるのが魚の干物です。近所の生協やスーパーを隈無く探しましたが、全て一夜干しで要冷蔵です。海に行けば有るだろうと、三重県鳥羽市を基点に「保存食としての干物」探しのドライブに出かけました。県道沿いに次々と海産物店を訪ねましたが、やはり「要冷蔵」の物しか有りません。もしくは「賞味期限一週間」のシールが貼られています。 店の人も「そんな干物を扱っている所は聞いたことが無い」と言います。

売り物ではないが手に入る
 「どこまで行っても一緒や、帰りが遅くなる」と無理やりつき合わせた二人の友人は機嫌が悪くなり始めました。 それでも諦めきれない様子を見た一人が「そや!大王崎や、網の上に広げて売ってるのを思い出した」ここからは一時間ほどかかりますが、もう一人も「ここまで来たのやから、付き合うか」と言ってくれました。大王崎の入口で目的の物は見つかり、何故一夜干しなのかは呆気無く解明できました。 よく乾燥させた干物は多くの現代人には堅すぎて食べられないのです、ここでも有る程度まで乾いたら篭に入れてフィルムでくるんでいます。元気の良いオバさんにこちらの希望を言うと、奥からカマスとカワハギが一杯詰まった木箱を抱えてきました。乾燥し過ぎて商品にならない物との事で、たいへん安い値段でいいと言われるで全部買うことにしました。  

昔の干物も堅くなかった事を思い出す
 可愛い顔のお嫁さんも数えるのを手伝いに出てきて「うちの子の大好きなおやつなのに」と少し恨めしそうに姑さんを睨んでいます。オバさんはそんな事おかまいなしにオマケだと言って、さらに奥から掴んできたのを袋に押し込んでくれました。「柔らか〜い、美味し〜い!!」と言っている大人達は、その店の幼児を見習う必要が有りそうです。 ここで、あれ!と気が付いたのは、子供の時に食べた鯵の干物やサンマの味醂干はそんなに堅くなかったと言う事です。冷蔵庫の無い時代でも、ある程度干せば一週間ぐらいは持つので、魚屋さんの店頭で買った翌朝に七輪で焼いて、大根おろしをかけて美味しく食べていたのです。 今回の様に常温で長期保存しなければならない(かもしれない?)事態は、近年始めてと言う事なのでしょう。

突然熱が冷める
 そんな最中に、EMZやEMZセラミックスを入れた排気量の大きなマイカーが原因不明の故障を起こして、修理不能になってしまいました。色々な選択枝の中から初年度登録平成4年、28万円のコンパクトカーを選んで乗り換える事にしました。但しEMの名誉のために申し添えますと、数台の営業用ジーゼル車はEM処理後出足が良くなったり、音が静かになったりと効果は出ています。そんな経過の中で近所や社員へのサポートも含めて、考えられる限りの対策を済ませてしまうと、あれ程面白かったY2K対策が過去の出来事のように急速に熱が醒めてしまいました。 きっかけは先生が「日本にはコンビニエンスストアーがいたる所に有り、あらゆる災害が起こってもすぐに再稼働できるように造られています、隣の家まで車で行くというアメリカとは事情が違いますよ、特に備蓄は考えていません」といつものニコニコ顔で言われたからです。

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