結婚しない訳

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アラビアンナイト挿絵
 コーヒーの生豆を煎る間に気がついた事です。冷凍室に入れる密閉容器3個分を煎るのに1時間以上かかります。冷凍室に入れたコーヒー豆の賞味期限は2〜3 週間です。何も考えずに鍋の中のコーヒー豆を掻き回していると脈絡もなくつまらない事に気がつきます
 30歳代の人達の親は終戦後に少年期を過しています。平和が戻り、今の韓国や中国のように輸出用の工業製品をどんどん生産し高度成長の足音が響き渡っていた頃です。留まる事を知らない成長気分の中で彼らは、適齢期になると何の不安もなく結婚し、当然のように複数の子供を誕生させました。その子供達が小学生になった頃は校舎に入りきれずに運動場にプレハブが次々に建てられました。

 今なかなか結婚しない人達は生まれた時から多くの選択肢を用意されて育ったと言うことに気がつきました。絶えず比較され、その他大勢と扱われる少年期を過した男達を女性は厳しい目で観察しています。友達としては付き合うけど結婚相手としては考えられないと彼女達は言います。それより上の年代や、年下の男性が新鮮に見えて不倫や、かなり年上の姉さん女房が誕生します。この年代は女性の方は自立した意識を持っているのに対して、男性は自分を正当に評価できない傾向が多く見受けられます。

 男達にとって不利なのは、それ以前の年代が持っていた粗雑なエネルギーがスポイルされる社会情勢の中で育った事と、それより後の年代が様々な要因で足は長くなるし容貌もツルンとした美形が増えてきたことです。賢明な女性はそのような外観や低次元の基準で判断している訳ではありませんが・・・逆にもっとシビアな基準を持っているようにみえます。

 SEXに対して淡白なのも共通しているように思います。周りも結婚していないと言うのが更に拍車をかけます。だからどうだと言うわけではありません、これも自然のバランス作用かもしれません。

 人は少年期に持ったコンプレックスや様々な想いを幾つになっても引き摺っていくように観えます。いくら勉強しても修行しても悟りを得たように思ってもベースには何らかの形で残っているのかもしれません。

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