沖縄の一男性

1998年5月

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絵本画像
 金沢ルンルに行き、ルン・ルの始まる前に菊枝奥様から福井のTさんを紹介されました。名刺を渡すと「学校教材ですか、今度学校に絵本を寄付しょうと考えています」と言われます。詳しく聞く前に、ルン・ルが始まりそのままになりました。懇親会では、日本海の海の幸と美酒に酔い、ルンル仲間とのお喋りに時を忘れました。  

 帰宅した次の日、Tさんから葉書が届きました。心のこもったご挨拶と共に、絵本の出版社名や入手方法が紹介されています。お礼の電話を掛けると、元々この絵本は沖縄のある方が県内全小中学校に寄付されたもので、今度の水曜日に藤枝で講演されますよと情報を下さいました。金沢から帰ったばかりでなので、又の機会にと電話を切りました。しばらくして、行った方が良いよと何かが私に告げます。

 五分後再度電話を掛け、詳しいことをFAXして戴きました。同業の友人と聞いた「沖縄の一男性」の話に涙がポロポロこぼれました。 神が彼に語らせていると言う・・・人は自立しなさい、結婚しなさい、子育てしなさい、親に感謝しなさい、先祖に感謝しなさい・・・次の五段階は神や大自然に繋がっていきます。  

 かつての日本人にとっては当り前の事なのに、誰も口にしなくなりました。豊かさの代償に心の自立が難しくなり、形だけ整えた事が様々な問題を起こしているのでしょう。子供達の問題行動に、親も教師も戸惑っている今、彼が最初に始めた絵本配布は、子供達の心に一石を投じるかも知れません。幸い仕事柄、大道社の絵本を学校に寄付することは、すぐにでも実践出来ますその中には昔、おじいさんやおばあさんや、お寺の住職さんが、子供達に語り聞かせていたお話が、漫画になって一杯つまっています。

 大道社 東京都千代田区飯田橋1ー11ー6
 TEL03−3262−5944 FAX3263−5633
  「地獄と極楽」「おじぞうさま」「久遠の仏様」「お大師様」 「だるまさん」「おしゃかさま」「かんのんさま」  

 ※ この文章を書いた17年後にページをリニューアルしていますが 、「沖縄の一男性」から聞いた話は何一つ覚えていません。 この頃は私も素直で純朴だったのだと感心し ています。ルンルの会の植原紘治氏は会員を信者にはしませんし、依存させないようにしますので、船井さんのところで植原紘治氏が出るイベントを開催しても参加しません。本が出ても読みません。

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