映画AIを観て

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 よく考えてみたら、私達の親は子供をつくったのです・・・ あたりまえの事ですが、アッそうなんだと気がつきました。 今は一人で自由に生きるという選択をする人が増えています。 家族を養わなければと頑張っている者から見れば、 時には羨ましく感じることもあります。 しかしよく考えてみれば数十年後には、普通に子供をつくった親の子供達が社会を創ります。  

 過去にも家庭を持たず自由奔放に時代を駆け巡った人達はいました。 ところが圧倒的に少数派で、しかも彼らは落とし胤を残していません。今後はその様な痕跡を残す事もなく、人生を全うする人が増えそうです 。

  AIはスピルバーグ作品と言うより、キューブリック映画です。 「2001年宇宙の旅」よりは「時計仕掛けのオレンジ」に近く、 リドリー・スコット監督「ブレードランナー」の続きのようでした。 AIでは、機械の方が生身の人間よりも豊かな精神性を持つと言う、 キューブリック風のシニカルな展開になります。  

 それにしても ハーレイ・ジョエル・オスメント少年の表現力は凄いです!!
 唐突に「社会変革は大衆の好奇心と選択で起こる」と言う事に気付きました。 変化は起こっても極端な理想論者や、悲観論者の言うようにはならない。その理由は普通の人の意識を変えるまでのものでは無かったと言う事です。

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