モーツアルト
神話への疑問

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モヒカンヘヤーの画像
平成18年6月20日、京都新聞朝刊の記事をコピー
疑問がいっぱい湧いてきました
1)マウスと人間の脳の発達を同じと考えるのは荒っぽすぎないか。
2)モーツアルトのピアノ曲・雑音・無音・・・そのどれかしかない生活環境はありえない。
3)モーツアルトのピアノ曲、雑音、無音をランダムに組み合わせて聴かせた場合との比較実験はやったのか?
4)キースジャレットの即興演奏、、ヨーヨー・マの弾くピアソラ、高橋竹山の「岩木」、美空ひばり、スティービー・ワンダー、ユソー・ンドール、ボビー・マクファーリン・・・多くの人々を感動させた演奏や歌声を聴かせた場合と、モーツアルトのピアノ曲を聴かせた場合の比較実験はしたのか?
上記二つの?については「いいえ」と言う答えが予想されます。
モーツアルトはあまり好きではない
 少年時代からモーツアルトを楽しいとは感じない当方は、モーツアルトだけを特別扱いする学者達と、それに飛びついて「うちの子はモーツアルトを聴かせて育てた」と天下を取ったように自慢する母親に何かしっくりこないものを感じていました。 (新聞の見出しでは「音楽で」となっていますのでモーツアルトとは特定していませんが、大半の人はモーツアルトのピアノ曲を聴けば頭が良くなると判断するのではないでしょうか)

モーツアルト神話が出来る仕組み
 学者になるような人達は、恵まれた生活環境の中で育っている場合が殆どだと考えられます。ピアノを習っていたかもしれません、 リビングでも絶えず音楽が流れていたかもしれません。
 環境音楽としてはモーツアルトが最も一般的で無難なので、繰り返し流れていた可能性があります。モーツアルトでもシンフォニーやレクイエムには超暗いのがあるので、普段かけるのはピアノ曲が多くなる・・・ そんな訳で実験に使うのはモーツアルトのピアノ曲か小編成の器楽曲(Eine Kleine Nachtmusikのような)と言うことになる訳です。

ジャンルを絞り込まない柔軟性の方が大切では?
  限られた条件の中で実験すると言う学者的な発想では、本当のところは分からないと商人である当方は感じた次第です。ロック、演歌、JAZZ、民族音楽、倖田來未、BENNIE K・・・ 何であろうと、その時の気分に合ったものなら、こだわらずに楽しむと言うスタンスの方が脳のPDK1タンパク質の量が増えるように思います。

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