青虫捕りの話

1998年11月

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青虫と少女
 気候変動の影響かと考えられる出来事が身近に起こります。今年の畑は神虫さんの異常発生です。大きくて元気の良い青虫を 朝に捕って、夕方にもう一度捕っても、次の朝には同じぐらい発生しています。低農薬で栽培されている隣の家の大根は出てくる芽を全部食べられて壊滅状態だと嘆いておられました。  

 幸いな事に私のEM畑では、大きくなった葉は喰われますが中心の新芽部分は半分程残してくれます。 ニンジンの葉にも昨年は見ることがなかった立派な青虫がしがみついていて、箸でつまむと、黄色くて臭い角を2本ニューと出します。何人かに聞くと、男性が世話している畑に被害が多いようです。

 生協で同じ配達班の主婦が、少し離れた所に畑を借りてEM野菜を育てています。彼女は妻を通じて私の野菜育ての良き先輩です。実に見事に、葉野菜を神虫さんに食べられることなく育てています。 ところが最近、人間さんにネギや何やをごっそり盗まれるそうです。夏場にスイカが食べ頃になると消えるのは、中学生のいたずらだからしょうがないねと言えたけど、今度ばかりは情けない」と妻にこぼされます。  

 今や、ネギ、白菜、レタスと言えば高級食材ですもんね!姫路の友人が、明石の蛸が捕れ無くなっていると情報をくれました。阪神・淡路大震災の前にも同じ現象が起こったので、山崎断層はどうもないやろかと聞きます。 「さあ、分からん、来年の8月18日前後は家族といる方が良いかも」と答えておきました。

 ※18年前の記述です。この頃は地球温暖化説を信じていたようです。この5年後に、「地球環境のホントの実態」〜環境危機をあおってはいけない〜 ビョルン・ロンボルグ 山形浩生訳 発売:2003年06月30日を読み、会社の焼却炉の使用を巡って役所の環境パトロールと大喧嘩をして、考え方が変わりました。

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