インドのたまゆら1

遺跡の中で万歳する息子とたまゆら
息子が、近くの小学校で社会人講師として旅の話をする為に写真を整理していて「あれたまゆらが写っている」と言いました。 インドのエローラー遺跡で撮った写真で、デジカメではなくて普通 のフィルムカメラです。息子が撮ったと書きましたが、正しくはカメラを預けて撮って貰った写真です。

 5世紀になるとヒンドゥ教の石窟寺院が開窟され始める。そこでは神々や神話の 人物たちがダイナミックに彫刻されて、静的な仏教窟とは著しい対照をなしている。それを最もよく示すのが、アジャンターから 100キロメートルほど南西のエローラ ーにある石窟寺院群である。 ここには 34もの窟院が 2キロ以上にわたって一列に 並び、しかもその第 1〜12窟が仏教窟、第 13〜29窟がヒンドゥ窟、第 30〜34窟が ジャイナ窟と、三宗教が互いに破壊しあわずに平和共存しているのである。 (こうした宗教的寛容性が、現在では失われてしまったかに見えるのは残念なことだ。)
神谷武夫氏「エローラーの石窟寺院群」より

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