身近に生えている野草で酵母や乳酸菌を培養して自家製ヨーグルトを作ります。通常の玄米をベースにしたものよりも成功率が高くなります。

あっと言う間にできる自家製ヨーグルトの作り方(野草編)
善玉菌比率20%の理想的な腸内フローラが形成されます
Fermenting weeds to make yogurt

ホームページTOPへ

野草ベース酵母・
乳酸菌液の作り方
減った液の
補充方法
キクイモと
ヨーグルト
完成した酵母+乳酸菌液
ヨモギ中心の野草を嫌気性発酵させたヨーグルトの種は最強です!!
仕上がりは爽やかな果物のような香り、季節によって変化する酵母+乳酸菌は強力で身体に優しく、大雑把にやっても失敗する要素はありません。元は四角いボトルが、まんまるに膨らんでいます。
用意するもの
 1.5〜2Lペットボトル複数、大型ジョウゴ、1L計量カップ、15cc計量スプーンもしくは大匙、キッチン用デジタル秤、ミキサー、タニカのヨーグルティアもしくは適当な容器、電気ひざ掛け、不要なダウンジャケット。 季節の野草(ヨモギを中心に何でも)、黒砂糖、塩、オリゴ糖、遺伝子組換えをしていない大豆を使った無調整豆乳。
※最近の2Lペットボトルは肉厚の薄いものが増えています。指で軽く押しただけでペコペコ凹むものは発酵が進むと爆発する可能性があります。1.5Lの果汁100%ジュース(アサヒバヤリース)のボトルは厚くて丈夫です。
野草 ペットボトルに入った野草
野草は出来る限り多くの種類を
 野草は土が付かないように気を付けて、葉と茎の部分を手当たりしだい摘みましょう。量はペットボトル1本あたり、掌に一握りが目安です。洗わずに詰めます。
少々の汚れや傷みは気にしない
 複数のボトルに詰める時は、野草の種類が満遍なく行き渡るようにしましょう。
失敗する要素はありません!!
 一般的な玄米や米のとぎ汁をベースにした乳酸菌液は管理が不十分な場合、 臭いが強くなって家族に敬遠されたり、腐敗することがあります。玄米や米が古かったり、品質が良くない場合に失敗しやすいようです。初期段階で躓き、難しいと諦めた人が何人もおられます。摘みたての野草に付いている酵母や乳酸菌は、強力で新鮮そのものです。嫌気性環境で培養する野草の酵母+乳酸菌液の匂いは果物のように爽やかで、腐敗する可能性はありません。
季節の変化に即した酵母や乳酸菌を摂取して免疫力を高めましょう
  気温が変化したら、古い野草を捨てて、新しい野草を補充します。野草の酵母や乳酸菌は気温で性質が変わります。人の身体も気温によって変化しますから、変化に即した酵母や乳酸菌を摂りいれることは、免疫力を高める目的には大変適っています。野草を原料にした酵素サプリメントは各種販売されていますが、季節の変化に対応すると言う点では、自作する方がより高い効果が期待できます。
野草が入手できない環境の場合は
  野菜・果実・木の実・木の葉・穀類・豆類、それに香辛料や海藻・キノコ・シロップ類等あらゆる材料を ヨーグルトの種にしているサイトを参考にして下さい。
乳酸菌を培養する(17)――〔展開編5〕植物系で作る豆乳ヨーグルト
※乳酸菌と気温の変化について、簡潔に記述しているサイトがあります。
植物性乳酸菌ラブレの密造(後編)

主な材料 黒砂糖とミキサー
酵母や乳酸菌に餌を与える
 野草の他には、酵母や乳酸菌の餌になる黒砂糖、塩、オリゴ糖が必要です。スーパーで売っているものでも良いし、こだわりの製品を取り寄せても良いでしょう。野草のパワーは強いので、何でもOKです。
黒砂糖は無加工品がお勧め
 スーパーで販売している黒砂糖は加工品が殆どです。それでも特に問題はありませんが、パワーの強さでは無加工で塊状の黒砂糖が優れています。波照間島の黒砂糖(アマゾンプライム会員はアマゾンで安く購入可能です)
黒砂糖と塩とオリゴ糖の比率
 黒砂糖3に対して塩は1の割合にします。デジタル秤を使用する場合は、黒砂糖60g、塩20gが1.5〜2Lペットボトル1本分です。オリゴ糖は大匙摺り切り1杯(15cc)です。
全部をミキサーにかけると楽です
 ミキサーに黒砂糖、塩、オリゴ糖、水を適量入れて 、一挙にかき混ぜると作業が楽です。黒砂糖3、塩1、オリゴ糖1の割合は単なる目安で、物凄く大雑把で何も問題はありません。ペットボトルの本数分に見合う量を大雑把に入れてかき混ぜます。出来上がった乳酸菌の餌を、野草を入れた複数のペットボトルに均等に入れて、水をボトルの口近くまで補充し、コカ・コーラのキャップで強く栓をします。後は温めるだけです。

水を入れる キャップ
水を満杯に入れて電気ひざ掛け等で暖める
 ボトルを温めると、 酵母の働きでダルマの様に膨らみます。ボトルキャップはコカコーラ等炭酸系が適しています。電気ひざ掛けを不要なダウンジャケットで包み、ペットボトルを中に差し込みます。スイッチを入れて20〜30時間経過すると、まん丸に膨れます。(35℃目安)
常温で2〜3日置くと、最強になります
 電気ひざ掛けで20〜30時間暖めたペットボトルは丸く膨らんでいますが、完璧ではありません。常温で更に2〜3日置くと力一杯押さえても凹まないほど硬くなります。
  ※季節や雑草の組み合わせによっては、一週間ぐらいかかることがあります。
迂闊にキャップを外す事はできません
 ボトルはパンパンに膨らんでいますので、迂闊にキャップを外すと大切なヨーグルトの種が殆ど吹き出してしまいます。ヨーグルト容器の上で少しづつ蓋を緩めて、必要量の液を取り出すようにして下さい。
 ※一般的には蓋を少し緩めて培養するように説明していますが、野草の酵母+乳酸菌の場合は高圧状態(嫌気性環境)を保つ方が高品質なヨーグルトの種に育ちます。
※ボトルを寝かした下の部分に滓のようなものが溜まりますので、強く振らないでゆっくり回して攪拌します。糠床を混ぜるような作業です。複数のボトルが有る時は満遍なく攪拌するようにしましょう。

自家製ヨーグルトの作り方

必要なもの・・・
 遺伝子組換えをしていない大豆使用の無調整豆乳、自家製酵母・乳酸菌液、オリゴ糖、タニカヨーグルティア、もしくは適当な容器、15ccの計量スプーン、長い柄のスプーン。
@作る予定の豆乳ヨーグルト総量の、5 〜10%にあたる ヨーグルトの種を容器に入れます。但し厳密に考える必要はありません。
Aヨーグルトの種を入れた容器に無調整豆乳を必要量継ぎ足し、オリゴ糖を適当に入れてスプーンで撹拌します。
Bヨーグルティアに容器をセットし、5〜10時間経過すれば自家製ヨーグルトの完成です。 ヨーグルティアが無い場合は、適当な容器に入れて、サランラップで蓋をし、電気ひざ掛け等で保温してもヨーグルトになります。
仕上がりの状態は様々でも、腐敗臭さえしなければ問題はありません。野草の酵母+乳酸菌液を使うと腐敗する事はありません。
乳酸菌の餌となるビートオリゴ糖(ラフィノース)もしくはフラクトオリゴ糖を添加する事で醗酵が促進されます。我が家では豆乳100ccあたり付属のスプーンすり切り1杯入れています。

ふくれん豆乳 お薦めの豆乳
ブランド ふくれん
風味 スッキリした味わいの豆乳
アレルギー情報 大豆
商品タイプ キャップ付き紙容器
専門分野 遺伝子組換えでない
原材料 大豆(国産)(遺伝子組換えでない)
産地(地方) 九州地方
(高さx奥行x幅):22cm×13.1cm×29.3cm

短時間で確実にヨーグルト化させる
  様々な種類のヨーグルト作りができる温度調節可能なタニカ ヨーグルティアがお奨めです。通電時間の設定もできます。ソフト電気アンカは複数のペットボトルを温める事ができて大変便利です。熱が逃げないように工夫をすれば豆乳ヨーグルト作りにも使えます。
 ヨーグルトメーカーの説明書には容器を電子レンジで殺菌すると書かれていますが、容器もスプーンも殺菌した事はありません。酵母+乳酸菌が元気なら雑菌は繁殖できないと考えています。自論なので、ご自身で判断してください。
タニカヨーグルティア 電気アンカでペットボトルを温める
電気ひざ掛けは乳酸菌の培養に最適です・・・・ソフト電気アンカやホットマットは、 酵母・乳酸菌の培養に適した温度が保たれます。  ダウンジャケットや毛布で包んで、醗酵に適した温度になるように調整して下さい。(35℃程度)
電気ひざ掛けでヨーグルトを作る事ができます・・・。菌や豆乳を入れた容器をサランラップで蓋をし、通電した電気ひざ掛けの間に入れておくと、朝にはヨーグルトが出来上がっています。
多数のペットボトルを暖める場合は・・・・ 広電(KODEN) 電気ひざ掛け毛布 (120×62cm) KWS-H120がお勧めです。

美味しくすると毎日食べられます
 我が家では完成したヨーグルトを、冷凍保存したバナナ、冷凍ブルーベリ 、蜂蜜、人数に合わせた量の果汁100%ジュースと合わせてミキサーにかけて飲んでいます。これを日々飲めば便秘の悩みは昔の話になります。 大腸の調子が良いと脳の働きも良くなります。ヨーグルトは冷蔵庫で保存し、様々な用途に使う事も出来ます。
※内臓が絶好調になり、大便の臭いが殆どしなくなるので効果が実感できます。
※自覚できる変化・・・忙しくても疲労しない、理想的な排便、視力が上がった、気分がすっきりとし 、チャレンジ精神が旺盛になった・・・・楽しい日々が続きます。
酵母は健康に大いに貢献します
 酵母は体内の糖を分解する機能を持っています。糖尿病の予防や治療には、酵母が豊富なおぼろ豆腐状態(モロモロ)にします。酵母が死滅しない35℃を上限にして、おぼろ状態になるまで保温します。(8〜12時間)

植物乳酸菌の働き・・・
沖縄予防・栄養医学研究所のブログから借用
(1)小腸での栄養分の消化吸収・大腸での水分吸収
(2)ビタミンを作り出す(特にほとんど全てのビタミンB群)
(3)腸のぜん動運動を高めて、便秘を予防する。
(4)乳酸や酢酸を作り出し、食中毒を起こす菌や病原菌の増殖を抑えたり殺したりする。
(5)「発酵」という作用で、普通ならほとんど吸収されない鉄やカルシウムなどの「ミネラル」を吸収しやすい形に変える。
(6)腸内の腐敗を抑えニトロソアミンや二次胆汁酸などの発ガン物質の発生を防ぐ。
(7)マクロファージの働きを活性化させて変異細胞(がん細胞など)を排除する。
その他、多数
高純度結晶オリゴ糖を入れると醗酵が促進されます
 ラフィノースは胃や小腸で消化酵素によって消化吸収されることなく、大腸に達します。大腸に達したラフィノースは腸内の善玉菌であるビフィズス菌の増殖源となり、悪玉菌を駆逐します。乳酸菌液育成時も、ヨーグルト化時も適当に添加される事をお勧めします。 高純度結晶オリゴ糖【ラフィノース】 200g×2袋=400g¥2,500、 1kg¥5,400摂取量1日 1g〜5g程度
異なる種類の乳酸菌摂取は効果
を潰しあわないのかどうか?

 種類の違う乳酸菌の摂取が原因で効果が減少してしまうのではないかと心配になりますが、乳酸菌は種類が違っても体にとって有益な細菌となりますので潰し合うこともありませんし、効果が減少することはないので、問題なく種類の違う乳酸菌は摂取が可能です。むしろ健康維持の為には働きの違う乳酸菌を摂取したほうが良く、実際に市販されている乳酸菌食品や整腸剤には、健康維持効果を高めるために数種類の働きが違う乳酸菌が含まれています。乳酸菌を摂取する場合は、各種の乳酸菌を摂取すると効果的、かつお勧めなのです。

Home 開催日 掲示板 E-mail